茨木市議会議員 塚 理(つかさとる)
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(特集)子ども達に何を残してあげられるのか?

学校教育で教えるべきでは? −保険、年金、政治の仕組み−

 現在私達が、健康保険や年金、政治についてあまりにも情報が乏しいのは義務教育でこれらのことをほとんど教わってこなかったことに問題があるのではないかと考えます。「このような制度はありますよ。」という表面的な情報は学校でも教えますが「なぜ、健康保険や年金が必要なのか。」「なぜ選挙にいくのか。」ということを教えない限り、子ども達には単なるテスト問題の一つで終わり、様々な問題は解決しないと考えます。

 例えば、健康保険や年金の掛け金を払うのは一体誰のためでしょう。もちろん、自分のためです。しかし、子ども達のためとも考えていただきたいのです。多くの皆さんが老後は子ども達の世話にならないように過ごしたいとよく言われます。では、もし健康保険や年金がないとどうなるでしょうか。結局、子ども達に負担を押し付けてしまうのです。

 また多くの皆さんが投票に足を運ばれなくなったのはなぜでしょうか。今まで戦後63年間の「先送り政治」「お任せ民主主義」の結果、誰が議員、政治家をしても同じだろう。何も変わらない。そんな風潮の中、足を運ばれなくなった方もいると考えます。しかし、選挙にいかないことは、白紙の委任状を出しているのに他ならないことを皆さんはご存知でしょうか。「今の政治が悪い。社会が悪い。」こんな言葉をよくいただきます。しかし、選挙にいっていないのでは、白紙の委任状を出しているのですから、現在の政治や社会を自ら肯定しているのでこの言葉は本来使えないのです。では、「今の政治が悪い。社会が悪い。」と言いたいけれども、投票したい政治家がいない場合はどうするのか。その場合は白紙投票という目に見えた批判票(不信任票)を叩きつけていただきたいのです。これは私達若い政治家が推進している活動であり、選挙にいかないのではなく、選挙にいって目に見えた形の不信任票を叩きつけようという動きです。

 私は、議会でも「選挙にいくことについて」を質疑してきました。教育委員会や選挙管理委員会から様々な返答をいただきましたが、私は、健康保険、年金、政治について、義務教育でもっと教えるべきであると要望しました。子ども達はきっちりと私達の背中を見ています。議会で質問する際、20代で選挙にいっている人と、いっていない人に話を聞きました。いっている人は、成人して初めての選挙に親と出かけて、習慣になった。その後、政治を考えるようになった。との回答が多くありました。一方、選挙にいっていない人は、家庭内で選挙にいく習慣がない。親も行っていない。との回答がありました。

 私はこの回答を知ったときに、「お父さん、お母さんは真剣に私達が大人になったときの世の中を考えてくれているの。」と言う声が子ども達から聞こえてきそうな気がしました。このような塚の活動に、どうか後押しをしていただければと考えます。

 
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