塚理のひとり言2 塚理のひとり言 (2009年1月)

■塚理のひとり言3


これからの塚の公約や挑戦はホームページや新聞にて今まで以上に発信してまいります。

●企業撤退跡地はマンションや商業施設でいいのか。
 市内を見渡してみると、企業の撤退が相次ぐ中、跡地がたくさん発生しており、現在この跡地にマンションが乱立しています。確かに私たちにはマンションも必要かもしれません。
しかし、企業撤退跡地に大型マンションがいきなり建設されると、小学校や中学校、公園、上下水道など様々なインフラ整備に税金を投入しなければなりません。また単に人口が増えればそれでいいのかというと、こんなデータもあります。
マンションで育った子どもたちは再びそのマンションに住むのかというと、核家族化が進む中では少ないとのこと。一時的に小学校など子どもたちの設備が必要になるが10年後には子どもたちがいなくなり、維持管理費がかかり、一方年配の皆さんの集える場所をつくらなければならないということです。

 茨木市の住宅事情に詳しい数人の関係者から話しを聞くと、口を揃えて言うのが、
「茨木市はマンションの需要と供給があっていない。」
「新しいマンションができても賃貸も分譲も部屋が埋まらない。」
との声でした。
ある行政関係者からも茨木市を含む、北摂区域は市外からの人口流入は少なく(彩都を除く)市内での人口移動がおきているだけとの声がありました。現実に、私の近辺でも年をとると移動が困難とのことで、市の中心部に移動する人たちがでてきています。

 一方、企業撤退跡地が商業施設になりがちであることも全国の事例でご存知の方が多いのではないでしょうか。ただ、現在、郊外の大型商業施設も経営面や街づくりの面から様々な弊害がでてきているのも事実です。

 そこで私は、所属している青年会議所が昨年おこなった、約1000名の市民アンケートの声をもとに「市民の笑顔が集える場所をつくりたい。」と考えています。
市民の皆さんへのアンケートの中でも「茨木市はスポーツができる場所が少ない。」との声も多くありました。
例えば金沢市では教育施設をつくっています。企業撤退跡地は交通ネットワークも比較的便利で、私たち市民が集まり、コミュニティーの再構築を考える場所には最適であると考えます。単に広場を作るのも良いかもしれませんが
  ?私は市民の皆さんが集える場所を確保しつつ、
  ?税金の投入なしで経済効果も産み、子どもたちにも夢が与えられるものが考えら
    れないものかと考えています。

 また皆さんからのアイデアもいただければと考えます。
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茨木市議会委員 塚 理(つか さとる) Copyright (C) 2009 Tsuka-Satoru All rights reserved.